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台湾で頑張っている日本人Part2

台湾花蓮で台湾茶葉を販売している人がいるというので訪問してみました。

お店のお名前は:台灣鳥龍茶の店「華山茶行」
<華山茶行>
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兼子さんは花蓮に数十年在住し台湾人の奥さんと二人三脚で台湾茶葉を販売しています。
花蓮観光に訪れる日本人にはあまり知られていないようでが、地元台湾人には広く知れ渡っているお茶屋さんです。
<ご主人の兼子洋行さん>
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こちらのお店のお茶葉は、兼子さんが自ら台湾のお茶園の名産地に出向き、自分が納得したお茶園の茶葉しか仕入れないとのことで、大変拘りのあるご主人です。

こんな話も聞きました。
観光で偶然訪れた日本人が、ここで販売しているお茶葉の虜になり、お茶葉が無くなると、お茶葉だけのために台湾日帰りでトランクに一杯詰めて帰るといいます。
日本人でも知る人ぞ知る、穴場のお茶屋さんのようである。

通常我々がお土産として買う、台湾鳥龍茶で試飲させていただきました。
<試飲したときの茶葉画像>
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あれ、、、味が違う・・・
お茶はお湯の温度で味がかわると兼子さんはいいます。

それではと、お話をお聞きしました。

台湾鳥龍茶を美味しく飲むその秘訣とは??

∮まず、お湯の温度は常に沸騰させたものを使う。
∮茶器は暖めてから使用する。

台湾でよく見かけるのは電熱器などに「やかん」をかけて常に沸騰状態にしている光景を良く目にします。これが台湾鳥龍茶を美味しくいただくポイントだそうです。

なるほど、なるほど、
日本人は通常ポットなどで温度の高くないお湯を急須にそそぎ入れる。
ここに違いがあるのか・・・

台湾のお土産屋では、観光客に説明する時、お湯を入れたら一回目は捨てる、これはごみを洗い流すためと説明しているようですが・・・。

昔は衛生状態が悪い地域もあり、そのようにしたのだが、今は日本と同じように衛生管理が確立出来ているのでその必要はない。

それではなぜ、一回目のお茶を捨ててしまうのですか??

それは、台湾の茶葉は葉自体が硬く丸まっているのでこれを広げ、より良い香りと味覚をだすためといいます。 これを葉が開いた状態といいます。

葉の状態により二度三度繰り返す場合もある。

観光お土産店ではこの説明が無いため日本に持って帰って飲んでも苦いばかりで、味が無いのは当然である。(多分説明が出来ないのではと思う)

お茶の入れ方は難しいものではありません。

茶葉の量は、茶壷の底にうっすら一層分ぐらいで十分だそうです。
茶壷(急須)は大きくても、小さくても良いとのことです。

次に入れ方ですが、お茶の濃度を一定にするための「茶海」と、飲むための「茶杯」、香りを楽しむための「聞香杯:モンコウハイ」を用意します。
写真をご覧になれば分かると思います。
無ければ、お酒の杯(チョコ)でも良いとのことです。
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その「聞香杯」にお茶をそそぎます。
うつわが熱いので、「茶ばさみ:竹のピンセット」で「茶杯」を下に敷き、「聞香杯」を上にのせます。
この時に大事なのは、「聞香杯」にいれるお茶は、「茶杯」の量に見合う量を入れることです。

次に、「茶杯」を「聞香杯」の上にかぶせて暫く(5秒ぐらいかな)おきます。
そして、一気に逆さまにし、お茶を上下瞬間移動させます。
そして、「聞香杯」で香りを楽しみます。
<画像は瞬間移動する前のもの>
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この香りでお茶の良し悪し、どこの産地、どの種のお茶かが分かるそうです。
これは匠の世界ですね。私には判断不能です。

一杯目は少し渋い味がしますが、二杯目以降は甘味が加わり変化していく様子がわかるので、鳥龍茶の味覚を楽しむことができます。

二杯目以降は、お茶の濃度を一定にするための「茶海」に入れます。

お茶の楽しみが二回あるのですね。

よい茶葉は、枝の先端部分だけを丁寧に摘み取り、手摘みされています。
日本の玉露の味に似ていますが、その代わり値段も高いです。
一般的に、ひとつの枝に、三つの葉がついている一枝三葉(イッシサンヨウ)の茶葉がおすすめのようです。

茶器セットが無い場合は、日本で使っている「急須」とお酒の「猪口」もしくは、小さめの「湯飲み茶碗:コップ」でも良いとのことです。


最後に、台灣の水は硬水、日本の水は軟水ですが、水により味が違いますか?

台灣は硬水でこれだけ美味しいのですから、日本の軟水はより美味しいですよ。
日本で味が違う、美味しくないといわれるのは、お湯の温度と入れ方の方法が間違っているのではないでしょうか。

なぁ,,,るほど、お湯の温度、茶器を暖める、それにお茶を入れるタイミングなんですね。

鳥龍茶の美味しい入れ方を勉強させていただきました。

<ここで、鳥龍茶のマメ知識>
茶葉は基本的に緑茶と同じ種類の木から摘み取られていますので、緑茶の効能と重なる点があるそうです。
また、製造過程で効能が加わり、抗アレルギー作用やガン抑制効果を発揮するとされるメチル化カテキンを豊富に含むとされています。
特に、台灣の高山烏龍茶や凍頂烏龍茶が豊富に含まれているといわれます。
<効能を列記しますと>
∮抗アレルギー作用
∮抗ガン作用
∮血中コレステロール調節作用
∮体脂肪蓄積抑制作用
∮血糖上昇抑制作用
∮抗酸化作用
∮血圧上昇抑制作用
∮老化抑制作用
∮抗突然変異
∮抗菌作用
∮抗ウィルス作用
∮虫歯予防作用
∮消臭作用
等々
以上の効能を知れば、烏龍茶は毎日の常備飲料茶ですね。
これで、私も台湾鳥龍茶の虜になりそうです。 

茶器セットは「ピンからキリまで」あります。
私のところでも一応揃えていますが、日常これで手軽にお茶を楽しんでいます。
<日常使っている茶器画像>
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台湾の烏龍茶といえば凍頂烏龍茶といわれるほど、有名なお茶ですが、その外に、高山烏龍茶、阿里山茶、玉山烏龍茶、東方美人茶、鉄観音、金萱茶などがあります。
お店で試飲させてくれますので、自分に一番あった味、香りのお茶葉を選ぶことが失敗しない買い方ですね。

兼子さん、奥さん、お忙しいなか、講習会までして頂き、ありがとうございました。
今後ともに宜しくお願い致します。

場所:花蓮市民徳一街203號
電話:03-8225481
携帯:0919-250446
Email:kaneko.Hana@msa.hinet.net

一度訪問されると勉強になりますよ。 病み付きになっても私は責任を負いませんので悪しからず。
それでは、みなさん、安全に注意して、台湾旅行をお楽しみ下さい。




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台灣多桑
Posted by台灣多桑

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